双極性障害を克服しよう!

精神療法で改善する

双極性障害を克服した女性

双極性障害の治療法には、薬物療法とともに、精神療法と呼ばれる療法が用いられることがあります。心理教育というものは、医師と患者さん、もしくはその家族が状態を話しあうことにより、疾患に対しての理解や情報の共有をしていくという方法です。病気や治療の方針について、相互理解を行うことにより、周囲の人や本人の治療に向かうことができます。先輩患者の話を聞くことで、具体的な対処法を知ることもできる集団療法もあります。自分自身の行動を変えることにつながり、症状が出た場合の対応や予防法を知ることができます。

双極性障害の治療法の一つに、認知行動療法というものがあります。否定的な捉え方に自分自身で気が付き、患者の行動について治療者と一緒に検討を行います。その行動について受け止め方を変えることで、より適用的な考え方や行動ができるようになります。日常生活の中で、自分で気分を調整していくための治療法として認知行動療法が用いられます。また、双極性障害に限らず、多くのストレスの原因は対人関係に起因していることがあります。対人関係での捉え方を変えていく治療法として、対人関係療法という治療法も行われています。最近、患者自身が感じた対人関係のテーマについて、治療者とともにシミュレーションしていきます。対人関係での捉え方や行動を変化させるために、使用していく療法です。

双極性障害の療法の一つに、社会リズム療法というものがあります。患者自身の気象や入眠、食事や出勤等さまざまな活動時間を記録していく療法です。生活リズムの乱れが、双極性障害の症状を引き起こす原因になっていることがあります。どの乱れを記録していくことにより、修正を行うという方法です。睡眠時間の改善で躁転の症状が改善したというケースもあります。決まった生活パターンや、どのような生活を行ったら躁転を行うのか等自分自身を知ることに症状を大きく改善させることができます。生活リズムを整えていくとは、躁の症状やうつの症状を改善させる大きなポイントになります。双極性障害では、薬物療法や、その他の治療法と組み合わせていくことにより、大きな効果を得ることが可能です。